「生保」大嫌いマンが生保大嫌いなたった1つの理由
今回は一時期Twitterのタイムラインを賑わわせていた「生保」ネタとなっております。介護士がどうして生保者が嫌いなのか、この記事を読んでいただければ何となく理解していただけるかと思います。
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介護職の「生保大嫌いマン」ネタがバズってますが、少なからずそう言った話はあります。
— けんでぃーびすた (@kendyvista) 2019年10月22日
厳密に言えば職員間でも完全に二分化されていて
・生保嫌い→対応に差が出る
・生保?で?→対応に差が出ない
私個人的には偏見による差別かなと思いますが。
初めにお断りさせていただきますが、私はTweetの通り特別生活保護者が嫌いなわけではありません。生保でも社保でも『施設利用者』としてしか見ていません。それによって対応が変わる事はありません。
逆を言えば、そこまで感情移入しながら仕事をしていないと言えますね…
とは言え、生保大嫌いマンが多い介護業界ですが、なぜそこまで嫌いになってしまうのか。それには少なからず理由があります。
- わがままな人が多い
これに尽きるわけですね。わがままで自分勝手に生きてきたが故に生活保護になってしまった。または、わがままで自分勝手に生きてきたから生活保護になっても変わらずわがままで自分勝手に生活していると理解されてしまいます。
具体的には「生活保護なのに新聞を購読している」とか、「生活保護なのに施設利用時に有料のテレビをレンタルしている」とか、「生活保護なのにたくさんの病院にかかっている」とか全部枕詞に『生活保護なのに』をつければ全ての事が当てはまるのでは無いかという偏見にまみれたものです。
生活保護は国の制度で、生活保護者であっても一般の人と同等に生活が出来る様になっているわけです。ですから生活保護者としてもそこは堂々としていて当然なのです。
しかし、低賃金の介護士からすれば「自分達の月給と変わらないくらいの保護費を働かずして得ている」というやっかみがありますから、言いたくなる気持ちもわからなくもありません。
そんな利用者に「あれやって」とか「もっとこうしろ」とか、何だか上から命令口調で指示されたりなどしたら、介護者の怒りを買うのもわからなくもありません。
『くっそ〜!自分の稼いだ金で利用するならまだしも、税金で施設利用しているくせに…』
という気持ちになってしまうのも無理はありません。実際にはその権利がありその必要性があると判断されて施設を利用していますから、それを否定する事はお門違いなのですが、心情的にそういう気持ちになってしまうのも当然と言えば当然です。
生活保護に至る理由は人それぞれです。働きたくてものっぴきならない理由があり働く事がどうしても出来なくなった人だっているのです。泣く泣く生保生活を営んでいる人が存在しているのです。
決して、楽して金だけ貰おうと言うような、制度を逆手に取った人ばかりではありません。
しかし、中には先述した「わがまま」な人が多い事もこれまた事実で、介護士が自分達の少ない給料の中から絞り出した税金で、楽して生きているという印象を受けてしまう事、これもまた紛れのない事実なわけですね。
<おわりに>
介護士の生保嫌いがわかっていただけましたでしょうか。将来自分が生活保護にならないという保証もありませんから、私的には批判ばかりするのはどうかと思っています。
なりなくて生保になっている人ばかりではないのです。そこをわかって欲しいなと思っています。
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