相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

施設入所は楽園!?

私だけでなく、誰しもが将来老人ホームに入所する可能性があります。いざ、入所した時に困らないようにその心積もりをしておきたいと思います。今回はそんなお話です。

 

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施設入所すると、これまでの様な自宅で生活しているペーストは異なり、誰しもが施設のペースで生活する事になります。 それにより、失うものがあります。

 

・プライバシーが無くなる

個室であったとしても、多床室であったとしても、職員の見守りが前提の入所ですから、決まった時間に巡視に回ってきますし、徘徊利用者が居室に侵入してくる可能性も無きにしもあらず。多床室であればなおさら、カーテンで区切っているだけのところも多いわけで、自分のベッドと間違えてカーテンを開けてくる利用者がいても全くおかしくはありません。

 

・規則正しい生活を強いられる

 決まった時間に起きて、決まった時間に食事を食べて、決まった時間に入浴して、決まった時間にトイレに行って、決まった時間に寝るのです。タイムテーブルが決まっています。集団生活ですので、そのペースを乱す事は許されません。個別ケアと言われていますが、出来る事と出来ない事があります。一人で生活しているわけではありませんから、基本的にタイムテーブルを守る事は必須と言えます。

 

・サービスを24時間毎日受ける事になる

自分の家にいれば、自分のやりたい時にやりたい事をやって、寝たい時に寝て…とにかくやりたい放題やっても誰も文句を言わなかったわけですが、施設入所というのは介護サービスを24時間受けるという事と同義ですから、ケアプランに沿って介護士と一緒に生活せざるを得ません。

家族はそれを望んで入所してもらっているのです。それがなければ入所のメリットがありません。利用者としてはとても窮屈で、不満も多いことでしょう。しかし、それが入所するという事なのです。そこが自分の家になるのです。

 

しかし、特養であれば基本的に要介護3以上が入所の条件となっており、要介護3以上であれば、やはり24時間介護が受けられるというのは大きなメリットだと思います。これは「本人にとっても」ということです。

 

 

これまでの文章を読まれた方には入所する事が嫌な事だと感じられたかもしれません。しかし、決してそんなわけではなく、親族に気兼ねなく過ごせて、周りの皆が要介護でもあり、ある意味気楽に過ごせる場所だとも言えます。

 

私自身も要介護3以上になり、入所する日が来るかもしれません。その頃にはかつて介護士だった利用者も数多くいるでしょう。そんな方々と、昔話に花を咲かせれば良いなぁと思っています。

 

※この入所のモデルは有料やサ高住等ではなく、特養と考えていただければ幸いです。

 

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