私のキャリア(介護編)
久しぶりにはてなブログのテーマに応えてみようと思います。今回は私の介護業界でのキャリアについての記事となります。
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私が介護業界に足を踏み入れたのが2004年今から16年前です。
当時私は23歳。20歳からの3年間は
フリーター⇒ 就職⇒ フリーター
と流浪生活を送っていました。このままでは流浪人になってしまう…と危惧した私は、当時流行っていたヘルパー養成所に通う事となりました。
養成所ではヘルパー2級を取得。1級過程もありましたが、貯金も尽きており早く就職してお金を稼がなければ、という思いからとりあえず2級のみ取得し就職活動を行いました。
【特別養護老人ホーム】
記念すべき初めての部署は特別養護老人ホーム、いわゆる特養ですね。若いうちに特養を経験する事は介護業務になれる上で間違いはないと言われていたので希望しました。
しかし、当時は職員の出入りが激しく、職員が辞めては入って、辞めては入ってを繰り返していました。
今では考えられませんが、当時は辞めた後にすぐ代わりの人材が入ってきました。辞めはするけど次がすぐに入ってくるので、辞める原因の追究などする必要も無かったでしょう。それだけ介護業界全体が賑わっていて、施設としても『変わりの人材はいくらでもいる』と思っていたでしょうね。
そんな事で、私も人員不足の部署へととりえずの補填要員として移動を繰り返す事となります。特養からグループホーム、またショートステイと同事業所内部署を点々とする事となります。
施設としては使いやすい人材だったとは思いますが、同時に良いように使われるコマとして働いていた感じですね。
とりあえず、3年実務経験を積み、介護福祉士を取得してから別の施設に転職しようと考えていたのでひたすら耐える日々でしたね。この時期で一般的な介護技術や知識は身に着ける事が出来たので、今思えばありがたい経験をさせてもらったと思いますね。
結局、その施設では4年弱働きました。介護福祉士を取得後は有料老人ホームへ転職する事となります。
【有料老人ホーム】
有料老人ホームと言っても色々な種類がありますよね。私が働いていたのは介護付有料老人ホームですね。前職の施設は従来型でしたが、その有料はユニット型でした。
ユニットでは3年程度現場介護職として働きました。途中からはユニットリーダーに就く事になり、キャリアとしてはステップアップしたと言うのでしょうか。今思えば手当の割に合わない業務でしたが、経験としてはアリだと思います。リーダーを経験するのとしないとでは、その後の働き方が多少変わってきます。目線が変わるんですよね。利用者の事だけでなく、その家族の事、職員の事、ユニットの事…考える事が増えますよね。タイミングが合えば経験してもらえたらと思います。
その後は同施設の相談員となり、退職するまで大きな変化はありませんでした。
介護職員として中堅となり、相談員となり、自分のやっていきたい介護とは何かと考える様になってきた時期ですね。がむしゃらに与えられた業務をこなしていた若手時代とは少し違い、将来を見据える行動を行う必要が出てきたのです。
転職するなら35歳までと言いますが、その年齢に自分が近づいていく中で、本当に自分のやりたい事とは何なのかを考える様になってきました。
【現在】
結果的に、地域に密着した介護がやりたいと思い、再び社会福祉法人の施設へ舞い戻る事となりました。簡単に書きましたが、案外長文になってしまいましたね。細かい16年間の文章化を試みると、1冊の本が出せそうですね。
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