コロナ禍。介護施設の近況まとめ
コロナウィルスとの共存が始まり半年以上が過ぎました。このあたりで、介護施設でのコロナウィルスに関する現状を報告させていただきます。
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①売上に関する影響について
コロナウィルスによって、介護施設の売り上げに対しても影響が出ています。
私の従事している施設に関しての情報ですが、特養やグループホームといった入所系の部署での売り上げについての影響はほぼ見られていません。
影響が大きかったのがデイサービスやショートステイといった通所、短期入所のサービスです。
一番売り上げが落ち込んだのは4月頃。サービスの利用によってコロナウィルスに感染するリスクを危惧し、利用をキャンセルされる事態が続きました。
売り上げは通常時の2から3割減でした。ショートでは6月頃までその影響が続きました。7月頃からは少しづつですが利用者が戻ってきたようで、現在11月ではほぼ以前の水準に戻っています。
介護施設は緊急事態宣言時でも通常通り運営する必要があり、在宅ワークとは無縁の業種ですので、全体から見ても特殊な部類ではないでしょうか。
周りの施設や病院等でコロナウィルス患者が発生する中、何とか今のところは無傷で運営出来ていますが、それもこの状況ではいつまで無傷でいられるかわかりません。
②感染対策について
コロナウィルスが登場し始めてから、様々な対応策が講じられてきました。感染対策を練る委員会がピーク時には毎週開催されました。
家族の面会は早々に中止となり、長らくは同じ対応でしたが、数か月前からはzoom面会が行えるようになりました。
ただ、三蜜を避けると言いながら、認知症利用者にそれを説明する事も難しく、どうしても施設内では三蜜状態は起こっています。
これを回避する事は並大抵の努力をもってしても難しいでしょう。そういう施設であると割り切る以外に方法はありません。
まだまだコロナウィルスとの共存は続いていきます。気を抜かず継続した感染対策を実施していきたいですね。
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