相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

ステイ ホーム(介護施設)

 介護施設で働かれている皆様、 もしコロナウィルスが施設内で発生した場合の事を考えた事があるでしょうか。

 

デイサービスは閉鎖されるでしょう。ショートステイも新たな入所は制限されるでしょう。グループホームや、特養は現状維持でサービスを継続する事になるでしょう。

 

ショートステイの利用者がコロナウィルスを発症した場合、その利用者は退所となります。退所後に入院する事になるのか、自宅待機する事になるのか、それはその時の保健所や病院の判断ですが、とにかく施設外には出る事になります。

 

しかし、それで終わりというわけにはいきません。

 

濃厚接触者が疑われる利用者が施設内に残っていた場合、迂闊に自宅に戻す事が出来なくなってしまいます。

 

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ではどうする事になるのか。

 

そう職員がステイ ホーム(介護施設で)

 

になるわけです。

 

施設職員が泊りがけで対応する事になるのです。家に帰れば良いのでは?と思われますか?無自覚の濃厚接触者であれば、自宅に戻る事によって家族に感染してしまう可能性があります。

 

家に戻る事が出来なくなってしまうのです。少なくとも、2週間の潜伏期間の間は。

 

これは職員がコロナウィルスに感染した場合も同じです。当の本人は入院か自宅待機になるでしょうが、周りで一緒に働いていた濃厚接触が疑われる職員、利用者はステイホーム(介護施設で)になるわけです。

 

現在、通所や短期入所の介護施設が自主的に施設を閉鎖して行っています。営業をしなければ、感染リスクは無いというわけです。

 

確かに、通所や短期入所はとても必要なサービスだとは思うのですが、自分達の身を守る事も大切な事と言えます。

 

誰が悪であるとかではなく、どうすれば感染のリスクを下げる事が出来るのか検討した結果なのです。

 

今は、世界中が答えのない真っ暗な道をさ迷っています。何が正解で何が不正解なのかわからないのです。

 

いつまでこの状態が続くのか、皆が不安の中、介護という超3蜜空間で働いています。何かしら光が見えればと思うのですが。

 

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