新規利用者恐怖症
どの様な事業所であっても、新規利用者に対しては緊張するもの。ショートステイでもそれは同じです。
どうにか様々なリスクを下げる事は出来ないかと、日々試行錯誤しています。
しかし、どれだけ事前に情報を得ようとも、当日来てからでなければわからない事は多く、万全の状態での受け入れというのは非常に難しいのが実情です。
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ドクターが新規利用者は怖いというのを聞いて、ショートの新規利用者も同じかなと。出来れば常連だけで回せたら楽ちんなんだけどそうも行かず。
— けんでぃーびすた (@kendyvista) 2019年12月12日
新規利用者の怖さとは具体的に何か。これは一言で言い表す事が出来ません。
しかしそれらの怖さが相乗効果を生み大きなリスクとなり私達に覆いかかって来る事実に間違いはありません。
ここで少し整理してみましょう。
強いて具体的に新規利用者の怖さを言わせてもらうと...
・周辺症状
これです。いわゆる問題行動と言われるもの。収集癖や放尿、介護抵抗、暴言、暴行、異食等ですね。
特に、これはショートステイは泊まりのサービスと言う事で帰宅願望は大きなリスクとなります。
結局の所、この帰宅願望が1番のリスクと言えるでしょう。
帰宅願望があるだけで、それが引き金となりいつもは身を潜めていた周辺症状が爆発する可能性があります。
言い方は悪いですが私達はいつ爆発してもおかしく無い爆弾を抱えて働いているわけです。
特に新規利用者は帰宅願望が強く出る傾向にあり(知らない所に連れてこられて、泊まって欲しいと言われれば、混乱してそうなるのは当然)、これが1番厄介であります。
次に...
・事故のリスク
これです。そして1番多い事故が転倒です。良く言われるのが
『絶対に転倒させないようにして下さい』
これを言われるのが1番辛いです。何故か。もちろん不可能だからです。歩く人はいずれ転倒します。これは抗うことのできない自然の摂理です。
それを阻止する手段として見守りと拘束が挙げられますが、現実的に一般的な施設では見守りを実施する事になります。
少ない職員配置でその見守りを確実に行う事は現実的に不可能。
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