相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

社会福祉士の勉強が介護現場で役立たない話

 私現在、社会福祉士の受験資格を得るべく通信大学に通っているわけですが、編入して3年目にして気がついた事があります。

 

それが…『社会福祉士の勉強が介護現場で役立たない』と言う事実。

 

こんな事を書いたら同じく社会福祉士取得を目指している方々から、バッシングを受けて炎上してしまう様にも思いますが…

 

というのも、社会福祉士は介護現場で働くための資格では無く、社会福祉のソーシャルワーカーとしての資格として存在しています。

 

社会福祉に関係するソーシャルワーカーの為の資格なので、介護の現場に特化しているわけではないので直接役に立つはずがないのです。

 

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とは言え、介護も社会福祉の一部ですから、社会福祉士試験の問題としては出題されますし、学ぶ範囲でもあります。介護の勉強をしないわけではないのです。

 

ただ、介護士として働くための知識を問われるわけではありませんし、介護士として働くための技術が手に入るわけでもないのです。

 

それに比べると介護福祉士は『介護』と付いているだけあって、わりと現場寄りの試験内容となっていますよね。介護現場に特化した資格と言って間違いありません。

 

社会福祉を勉強して改めて実感した事は、これまで介護=福祉と言う印象が強くありましたが実の所それは違っていて、福祉という分野は非常に多岐に渡るという事ですね。

 

介護は福祉分野の極一部であって、実際には介護現場専門でやっている人間にはわからない福祉の世界が広がっているのです。

 

そんな私も、外の世界の福祉を知りたくて勉強を初めたわけなのですが…介護畑でずっとやってきた私には外の世界は広すぎて、福祉の森に迷い込んでいる状態です。

 

多くの制度や歴史、マクロやミクロや、ストレングスやらなんやらかんやら…ケアマネすら合格していない私に、社会福祉士の勉強はかなりハードな世界でした。

 

ソーシャルワーカーとして病院やそれぞれ社会福祉の関連機関で働く予定の人は、確実に社会福祉士と言う資格は必要不可欠であると思いますし、実際に社会福祉士を取得していない人は求人に応募すら出来ないところも存在します。

 

ところが、介護業界では社会福祉士の重要度は高くなく、それよりも現場でいかに効率的に的確に動けるかが大切であったりしますよね。

 

それって、長い目で見たら介護業界の未来にとってどうなんだろうとも思ったりします…

 

それでも、悲しいかなそれが現実だったりします。なので、社会福祉士を取得していて福祉に関して幅広い知識を有している人が活躍できる介護現場の未来を見てみたい気がしてなりません。

 

社会福祉の知識としても、現場の働きとしても一流の社会福祉士+介護福祉士のハイブリッド介護士が増えれば、介護士の地位も向上していくのではないでしょうか。

 

時間が目まぐるしく過ぎていく介護現場で、マズローの何とかが…とか言うてる場合ではないのですが、それでも臨機応変にそのばその場を上手く乗り切るための裏付け知識と言いますか、客観的に自分達の介護を評価出来る様な人が増えるといいなぁと思います。

 

介護に特化した知識や、介護技術に関しては、介護実践者研修や介護福祉士を取得して学べば良いのです。

 

もっと外の世界を知りたくなった時に、私と一緒に社会福祉士の勉強をやってみようではありませんか。

 

 

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