金の問題
転職してからというもの、月間休日の日数が2日程度減りました。体への負担が少しづつ蓄積されてきているような気がします。そんな今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
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冒頭に記述した通り、休みは確実に減りました。しかしそれは転職前から分かっていた事。今更驚く事ではありません。逆に休みが減ると言う事は、遊びに行く時間も 減るもんですから、お金を使う回数も必然的に減って有り難いとさえ思います。
という事は休みが減る事が全て悪というわけでもないのです。少なくとも私にとっては。
というのも、以前の職場は『休みが多い』というのが一番の魅力でした。ですから、その休みを利用して資格取得の為の勉強をしようとか、ゆっくり身体を休めようとか考えていたのですが、結局はパチンコにしか行っていませんでした。結局そんなもんです。
「時間がない」ではなく、「時間は自分で作る」と言われていますが、本当にその通りだと実感しています。やる気がなければどれだけ休みが多くても意味を成さないのです。以前の職場にはそれを教えていただきました。どうもありがとうございます。
さて、最近介護職員の処遇改善についていくつかツイートをしました。このブログでは定期的に介護職員の処遇改善については書いてきましたが、そうやって定期的に書かなければ私達の訴えが埋もれてしまう恐れがあるのです。国に「何も言わないから何もしない」と言われるのが嫌なのです。だからそうならないように処遇改善について発信する事を続けています。
誰でも出来る仕事なのに誰もやりたくない。じゃあどうするか。給料上げるしかないでしょう。結局、金で解決するしか無い。どんなに偉い人達が頭を捻っても結局はそこ。何度も言う。金の問題。 / “介護福祉士養成の大学・専門学校の入学者がこ…” https://t.co/hryAttkhgF
— Aorin (@kendyvista) 2017年8月20日
税金を投入し介護職の給料を今より10万上乗せします。すると介護職希望者が殺到するでしょう。大した勉強をせずとも出来る仕事なのに、実際にやる人が居ないならそうする意外に方法がありません。それで介護の質が下がったら、そこから職員の資格取得等に力を入れて質の底上げすれば良いと思います。
— Aorin (@kendyvista) 2017年8月22日
『金』『金』といやらしい話ですが、これは現実問題大切な事です。これだけ超高齢化社会という言葉が蔓延しているにも関わらず、介護業界に関してまだボランティアに毛が生えた存在だと思っている人達はたくさんいます。
社会福祉法人って何なのか。ボランティア活動で運営されている団体じゃないのか、そんな風に思っている方々も多いでしょう。事実私もこの仕事を始めるまで、この業界に関してずぶの素人でしたからよくわかります。
介護保険制度に関しても、税金が惜しいからと、保険を使わずに出来るだけ地域社会で見守っていきましょうみたいなわけのわからん政策を打ち出す始末です。社会福祉にはしっかりと金をかけて地固めするべきです。自分達が介護を受ける側になった時にそのツケが回ってくる事は目に見えています。
年をとると社会との関わりが減り、収入も減り、体力も減り、若者のような生活は出来ません。そんな時にグラグラした介護の地盤ではよりいっそう明日が見えません。介護職員にそれ相当の給料を支払い、それ相当の介護を受けられるように整備すべきです。今が良ければそれで良いという言葉は嫌いではありませんが、この問題に関してはそうはいっていられません。
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