接遇は必要⁉︎
どの様な職種であっても接遇規定は存在します。どこまでが良くてどこまでが駄目なのか。
そもそも介護の世界に厳しい接遇が必要なのか。今回はそんなお話です。
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さて、突然ですが、介護業界では暗黙の了解として時計の装着は良しとされていません。
これは移乗等の身体介護を行う際に引っかけて怪我をさせてしまう恐れがあるからと言われています。
※看護師は結構してますね。脈拍数を測ったり、点滴の滴下のタイミングを測る事もありますしね。
では指輪はどうでしょう。でっかい装飾が付いているものでは無く、結婚指輪等はどうでしょうか。便が付いてしまう事はあっても、利用者を怪我させる事は無いですね。
髪色はどうでしょうか。茶髪や金髪は?ピンクなんかもありますが、この辺りはどう判断するべきなのでしょう。
利用者の立場から言えば、その利用者の認知度にも左右されますが、比較的軽度の人にとっては重要度が高いのかもしれません。
つまり、派手な髪色の職員に対しては偏見を持つ可能性があると言う事です。昭和初期前後の人達に過度な髪色は刺激が強いのかも知れません。
ではピアスはいかがでしょう。若い女性の間では比較的メジャーなお洒落アイテムであると考えられますが...。
移乗の時に相手の服に絡まったり...しませんわね。ロッカーの様なでっかいリングを幾つも連ねるタイプで無ければ、危険という判断に至りませんね。
じゃあネイルはどうでしょう。デコってなければOKでしょうか?利用者に爪が刺さって怪我をする可能性はありませんか?これに関しては、遠からず近からず、なきにしもあらずと言ったところでしょうか。
結局の所誰相手の仕事なのかと言う事です。介護職で言えば、基本的には利用者がお客さんです。
お客さんが嫌な気持ちにならない様な身だしなみでいる必要があります。
とは言え、高齢者は案外おおらかで、奇抜なファッションをしているからと言って差別する人ばかりではありません。それもその人らしさとして受け止められる方も比較的多くいます。
ともなれば、怪我をさせない程度の身だしなみであればある程度OKだとも言えてしまうのでしょうか。
しかし、そうは問屋がおろしません。
実はお客さんは利用者だけでは無いのですね。その家族も同様にお客さんなのです。とすると、やはりある程度節度をもった身だしなみを心がける必要がありますね。
〈おわりに〉
相談員も同じです。初めて利用者、又は家族と顔を合わせるのは相談員です。
そんな相談員が、金髪のロン毛だったらどうでしょう。ちょっとね。信用度が下がりますよね。これに関しては差別では無く区別ですね。
「こんな大切な場にそんなチャラい出で立ちで来る人なんですね...」と言う。
施設によっでは厳しい規定がある所もありますが、基本は自身のモラルに委ねられているものです。自身を客観視して、節度のある出で立ちを心がけましょう。
※接遇と身だしなみと言いながら、身だしなみオンリーの記事になってしまいました(*´ω`*)
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