ユニットケアの現状
一時期ユニットケアがもてはやされた時期がありました。「ユニットケアこそ正義」のような取り組みです。果たしてそうでしょうか。実際にユニットケアを実施した職員達も気付いたのです。ユニットケアは絵に描いた餅だったのです。今回はそんなお話です。
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ユニットケアとは、昔は大部屋が当たり前だった利用者の居室を、全て個室へ変化させ、それぞれの利用者へ対し個別ケアを実践するという無茶な介護の事を言います。
もちろん、ユニットケアは綺麗で丁寧だという事はわかります。こんな私でもそれはわかります。
それぞれがそれぞれの居室があればそれ以上のものはありません。同じ施設であっても、居室が個室であればプライバシーも守られて快適この上ないでしょう。
ただし両手離しで喜べるわけではありません。物事にはメリットとデメリットがあるからです。
というのもユニットケアはその性質上、配置職員の数が従来の1.5倍〜2倍程必要です。利用者への個別ケアを行う前に職員への個別ケアをお願いしたいと思います。
職員の数をしっかりと増やしてから、望ましい介護とやらを実践してみてはどうでしょうか。形から入るのは日本人の悪い所です。
という事で、現在では従来型である多床室ケアも見直されてきています。多床室は利用料金も安いですしね。
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