るろ剣北海道編について
少年時代は数多くの漫画を読みました。自分の人格を形成したものがそれらの漫画であったと言っても過言ではないのかもしれません。今回はそんな漫画のお話です。
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るろうに剣心北海道編読んだ。漫画買ったのは数年ぶり。...和月伸宏まだまだ描けるやん。変な顔もあったけど全然見れる。ストーリーも別に考える人がついてるみたいだし今後にも期待。少年時代の思いが蘇った。 pic.twitter.com/YjQHmtFtAY
— Aorin (@kendyvista) 2017年9月16日
去年あたりから北海道編の連載が発表されていましたが、この度ようやく誌面に載りました。るろ剣は私の好きなマンガのベスト5に入っていますから、期待せずにはいられませんでした。正直、るろ剣だけのためにジャンプスクエアを買うのもどうかと思いましたが、背に腹は変えられませんでした(なんか使い方が違う)。
連載終了後の和月伸宏のコメントにも、北海道編への意欲が語られていましたから、十数年前から暖められていたネタでしょう。プレッシャーもあったでしょう。でもファンは待ち望んでいたに違いありません。
「るろ剣のラストは単行本最終巻で良い。それ以上は蛇足になる」と言われる方もいると思います。一度完結した漫画を無理くり復活させて、それこそ蛇足にしてしまうパターンも数多くありますから。かと言って、キン肉マン二世の様に全盛期と変わらない人気を博している漫画も存在します。
本当のファンはピーク時の面白さを期待しているわけではありません。人生にも漫画にもかならずピークというか、全盛期は存在します。るろ剣で言えば京都編、ドラゴンボールで言えばナメック星ですね。
逆に一度連載が終了した作品に対して、決してそこを期待してはいけません。基本的に連載が終了したという事は、何かしらの原因があって終了したという事です。恐らくジャンプのアンケート結果が悪くなってきた事が要因でしょう。ピーク時の人気を持続させる事はそのピークが高ければ高いほど難しいでしょう。
だからそんな事は一切期待しません。私達はもう大人です。そのあたりは割り切っています。私達大人は、少年時代のバイブルだった作品の新作をおっさんになって再度読める喜びを感じたいのです。
確かに絵柄は武装錬金寄りになり、るろ剣連載時に比べると多少変わっています。しかし、それが逆に味になっています。旧作の再掲ではなく、完全新作というにふさわしく思います。作者の歴史を感じる事が出来るのです。
和月伸宏はるろ剣で一世を風靡しました。どんな作品を描いてもその幻影を重ねられてしまうのです。武装錬金等、アニメ化にまで至った作品もありました。が、結局は「るろ剣」の和月伸宏なのです。しかし、それは辛い事以上に名誉な事でもあるのです。
私はそんな奇跡的に復活したるろ剣の新章を純粋に楽しみたいと思っています。1年で連載終了したっていいんです。戻ってきてくれた事が素直に嬉しいのです。毎月ジャンプスクエア買います。るろ剣しか読みません。
こち亀も買った。ジャンプ買うのは1年ぶり。読むのは数年ぶり。去年のこち亀最終回は結局読まずに封印してるから。1年連載されていなかったのが嘘の様な通常営業でびっくり。全く変わっていない。もちろん良い意味で。確かにちょっと絵は荒れてたけどまたこち亀書いて欲しい。 pic.twitter.com/aoQGi1ptLI
— Aorin (@kendyvista) 2017年9月16日
同じ日にジャンプも買いました。あまりにも違和感がなくて逆に驚きました。こんなにも変わらないのか。こんなにも普通なのか。当たり前のようにジャンプに掲載されており、当たり前のようなこち亀テイスト満載のギャグ。
私が毎日こち亀の単行本を読んでいるという事もあるのかもしれません。全く連載が終了した感じはしないのですが(最終話は読んでないという事も少なからず影響しているのかも知れません)、それにしてもジャンプに馴染んでいてビックリでした。
確かに久々に描いた感はありましたが、ストーリーに関しては全くの王道。まだまだ週刊連載いけそうです。そう言われている間に終わらせたかったのでしょうけどね。TVアニメもたまに復活していますし、今回のジャンプへの復活はこち亀に終わりが無いという事が証明された結果になりました。おそらく今後も定期的に掲載されるのではないでしょうか。私はこち亀を応援します。
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