相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

転職先が決まりました

前回の記事で転職を決めた事についてお話ししましたが、今回は退職から転職先に関するお話しです。

 

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5月の末に上司へ退職の話を切り出しました。有難い事に何人かの方々からは引き止めていただいたりもしましたが、最終的には私の意思を尊重させていただきました。

 

気が付けば今の職場には約10年在籍していました。入職した頃には独身でしたが、この10年で結婚し子どもが2人誕生しました。色々な意味で人として成長した時期と言えるでしょう。

 

ずっと独り身であれば契約社員であっても、職場に将来性が無かったとしても、もしかするとそれ程気にならなかったのかもしれません。しかし、結婚し子どもが出来た事により自分一人だけの生活ではなくなってしまいました。

 

この施設に辿り着かなければ、おそらくユニットリーダーも相談員も経験する事は無かったでしょう。全てはタイミングです。そういう巡り合わせだったのでしょう。私は運が良かったと言えます。

 

ところで、辞めるという事は次に働く場所を探さなくてはいけません。というか、先にそちらを決めておかなければ辞めるわけにも行きません。無職になったら非常にまずいですから。

 

と言う事で、せっかくですから生活相談員で職探しをする事にしました。10年ぶりの職探しです。介護職の求人は山程出て来ますが、生活相談員となるとやはり数はグッと減ります。相談員ってそんなに数は必要ありませんから。

 

ちなみに病院のMSWも広い意味では相談員とも表現される事があります。しかし、だいたいが社会福祉士資格必須である事が多く、業務自体の敷居も高いイメージがあります。と言うか、私自身医師との連絡調整に良いイメージがありません。自分の施設の医師1人に対しても随分と気を使っていたのです。それを専門にするっていうのは考えられません。人には向き不向きがあります。やはり私は老人ホームで働きたいのです。

 

話は戻りますが、とは言え、相談員てなものは各施設に1名、ないし2名で充分だという所が多く、介護職程多くはありません。しかも、現場の職員から相談員へ転身する事も多く(実際私もそのパターンでした)現場を知らない人間を外部から獲る可能性はさらに減る印象です。

 

しかし、ふと、ある相談員の求人に目が止まりました。私が以前勤めていた施設です。その時閃きました。これは神の思し召しか、はたまたこれを人生のターニングポイントと言うのか。ここしか無いと直感的に感じたのです。

 

以前私が勤めていた施設を退職した表向きの理由は苦手な先輩がいる事、施設長が嫌、給料が安いという事でした。これらがクリア出来ていれば、今更知らない施設に行く事を考えると出戻りの方が随分マシです。しかも、今回はヒラでは無く一応相談員と言う立場。これまでの経歴も活かせる可能性があります。

 

すぐに連絡をとってみました。するとあれよあれよという間に入職が確定しました。今度は契約社員ではありません正社員です。また、ネックであった先輩や施設長もすでに施設を去り、給料面も処遇改善金や、扶養手当のお陰でなんとか納得出来るレベルになっていました。

 

様々な障害がこの10年で改善されていたのです。長くなってきたので次回に続きます...

 

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