相談員やろうぜ!!
直球タイトルの理由は、生活相談員という謎に包まれた仕事を少しでも世に広める事が出来たら...と淡い期待を込めたものです。今日はそんな生活相談員のお仕事についてお話しさせていただきたいと思います。
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私自身、現場の介護に携わっていた時の相談員のイメージは『施設の顔』でした。最前線で施設の宣伝や揉め事に関わっているイメージだったのです。ところが、実際に自分が相談員になって印象はガラリと変わりました。実際の相談員ってのは
施設の顔どころか完全に超裏方だったのです。
「面倒臭い事は取り敢えず相談員に依頼しよう」というスタンス。誰もがやりたがらない仕事ばかりが舞い込んでくる印象です困った時の相談員ですね。
業務内容は、相談援助ですから、家族や利用者からの相談が業務の柱であるはずです。退院や入院関する連絡調整も相談員の仕事として認知されている所ですね。他にも入退所の手続き等もメイン所ですね。
ここからが本題です。先ほどさらっと「調整」と言いましたが、これが生活相談員が裏方である所以。とにかくメインとなる仕事が地味で面倒です。
例えば病院から「Aさんの退院許可が出ました」と連絡があったら...まず、現場の予定、看護師の意見、迎えの車の確認を行います。退院前にカンファレンスを実施してもらう場合は、退院日以外にその日も調整し、当日は各専門職を率いて病院にてカンファレンスを受けます。施設戻ったら現場でも受け入れカンファレンスを実施します。その後退院日に再度迎えに行くという段取りです。もちろん、家族にも都度連絡します。
とにかく地味...。入浴介助とか、トイレ誘導とか、目に見える仕事を表の仕事と するなら、相談員の仕事はまさに裏の仕事。裏稼業。必殺です。地味で面倒臭い。表立っては表稼業の入所対応。裏稼業で調整、調整、調整...
たまにはそんな必殺仕事員の稼業にも目を向けていただければ幸いです。
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