相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

ケアマネの資格、とったらやるの?

ケアマネジャーとして働くためには、介護支援専門員実務研修受講試験たるものに合格し、その後研修を受講する必要があります。で、この資格が国家資格ではなく任用資格でありながら合格率が大変低い事で有名です。今日はそんなお話です。

 

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お恥ずかしいお話ですが、私はこれまで数え切れない程ケアマネの試験を受験し、不合格の山を築いてきました。

 

これまで、あと2問正解していたら合格だったという惜しい試験もあったのですが、去年の試験などは合格ラインに全く到達せずという悲惨な結果でした。

 

こんなお話をしていると...

 

ケアマネの資格、とったらやるの?

 

という疑問が自分の中でふつふつと湧いてきます。

試験を受けるのにも受験費用が必要です。勉強をする時間も必要です。勉強をしている間はSwitchでディアブロ3が出来ません。当然です。

 

そこまでして、受験する必要があるのか。合格したら実際にケアマネジャーとして働く意志はあるのかという事です。持っているだけで働かなければ宝の持ち腐れです。

介護士程ではありませんが、ケアマネの求人募集もちょこちょこあります。働く場所に困る事も無いのではないでしょうか。

 

しかし…私はケアマネジャーの仕事をやりたいわけではありません。厳密に言うと、短期入所の相談員として在宅のケアマネの仕事内容を知るようになってから、とても私に出来る仕事ではないと思うようになりました。

 

施設で働いているだけでは、居宅で働いているケアマネの仕事ぶりを目にする事は極めて稀です。私も以前までは施設ケアマネの仕事くらいしか想像出来ませんでした。

 

しかし、短期入所の相談員として、担当者会議や連絡調整で居宅のケアマネと関わるようになると、その仕事のハードさを目の当たりする様になりました。

 

様々なサービスの中から、その利用者にあうものをチョイスしマネジメントするわけです。それだけでも、色々な試行錯誤を繰り返す必要があります。また、介護保険の請求業務もそうですが、毎月サービス利用票にサインを貰いにいったり、決まった周期で担当者会議を開いたり、またキーパーソンが急遽入院し介護出来る人間がいなくなった場合などは、緊急ショートの依頼をしなければならない場合もあります。

 

まさにオールラウンドに介護に精通していなければ、とても務める事が出来ない仕事です。

 

そうそう、まだあります。利用者、または家族は介護で何か困った事があればケアマネへ連絡します。それは施設相談員も同じです。介護について家族ではわからない事は、ケアマネへ連絡してしまうのです。

 

それはケアマネが休日であったとしても…

 

ケアマネに休日はありません。いや、あるのですが、そういったオンコールが昼夜問わず入るわけです。中々気持ちが落ち着く時間がないのではないでしょうか。

 

とにかく激務。それが私のケアマネジャー印象です。現場仕事をやらないというだけで、それ以外はプライベートな時間を削られる程の激務。これは私にはとても務まりませんし、そんな能力もありません。

もちろん介護はチームで行うものですから、様々な関係機関と相談しながら行うわけですが、ケアマネジャーはそれらを取りまとめる必要があります。常に心配事でいっぱいではないでしょうか。

 

現ケアマネ業務に関わる皆様に尊敬の意を表するとともに、もしケアマネの資格に合格したとしても、とても私には務める事が出来ないだろうという気持ちをここに残します。

 

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