介護士が看護師を超える日が来る。
需要と供給のお話です。現実的に、現在の介護士不足は異常で、国の方策的にも介護士の給料を上げる事以外に、その対応策を思いつかないのが現状です。
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よく比較対象になるのですが、ここで看護師を例に出して考えてみたいと思います。
もし給料が介護士と看護師どちらとも同じだったとして、どちらかを選びますか?と質問したとしましょう。どちらを選びますか?
実際に今現場で働いている介護士にこの質問をすれば、十中八九介護士を選ぶでしょう。看護師の責任の重さは介護士とは比べ物になりません。
ですが、全くこの業界を知らない人に同じ質問をしみたらどうでしょう。結果は、五分五分で割れるか、看護師が少し上回るのではと予想します。
正直な所、介護士出身の私が言うのは何ですが、世間一般的なイメージとして、介護士のイメージはどん底です。給料をどれだけ高く積まれても、やりたくない人はやりたくないのです。
看護師不足も常々言われていますが、介護士不足の比ではありませんし、看護師に関しては、目指している学生も多くいます。もちろん介護士をやりたいという希望を持って勉学に勤しんでいる奇特(失礼)な学生もいますからそこは感謝しなければならないのですが…。
介護士の給料を上げる事も大切な事だとは思いますが、介護業界のイメージアップを図る事もそれと同じくらい大切な事だと思います。介護士の社会的地位の改善を図る事が、これからの若手の人材育成にも繋がるのではないでしょうか。
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本気度が足りない。 / 他1コメント https://t.co/nJ3DDkwIQY “保育士・介護職員 待遇改善はなお不十分:社説:中日新聞(CHUNICHI Web)” https://t.co/HalBEHS14Z
— Aorin (@kendyvista) 2016年5月6日
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