相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

子ども用ハーネスについて

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ハーネスをミリオンゴッドのアナザーゴッドハーデスと間違えたのは私だけでは無いはず。どうも、パチスロ辞めて1ヶ月半の男の介護ヘルパーです。

 

巷で度々目にする子どものハーネス問題。下記のエントリーを御覧ください。

 

ハーネスの必要性を訴えられています。私も2人の子を持つ父です。ハーネスの必要性は痛いほど良くわかります。でも、子どもが出来るまではこれに関して全く理解出来なかったのも事実です。

 

と言うのも、以前は手を繋げばそれでOKだと思っていましたから。ハーネスなんて必要ないじゃないかと。まさか子どもが手を繋がないなんて...その当時はわかりませんでしたよ。奇跡的に繋いでくれても、バッと手を振りほどいて走ってどっかにいっちゃうんですよ。恐ろしい話ですよ。

 

好奇心が危険意識すら凌駕してしまうんです。3歳を過ぎてくると少しづつ、ここは危ない場所というような認識が出来てきますが、2歳くらいの子が一番危ない!わけがわかっていないにも関わらず、身体能力だけが上がって行きますから(^^;;

 

子育てを体験したにも関わらずハーネスの必要性が理解出来ない方。これはなかなか手ごわいです。裏を返せば、自分に厳しい人と言えるのかもしれません。介護業界で言うところの『身体拘束』にあたる部分が引っかかるのでしょう。間接的とはいえ、ハーネスをする事で子どもは完全に動作を拘束されていますから。

 

どれだけ可愛いリュックの形をしていても、結局やっている事は身体拘束です。紐で繋がっていますから。犬の散歩と言う気持ちわからなくもありません。

身体拘束は緊急時やむを得ない場合は(切迫性、非代替性、一時性の3つを満たす事が条件)止むを得ず実施する可能性がありますが、焦点になるのは果たしてハーネスが緊急時やむを得ない場合に相当するのかどうかだと言えます。

 

迷子になるから...という理由であれば切迫性とも言えません。もちろん迷子から行方不明になる可能性もゼロではありませんが、可能性としてはまだ低い部類と言えそうです。

道路に急に飛び出してしまう可能性はどうでしょう。これは場合によっては緊急時やむを得ずに当てはまりそうです。死の危険性がありますから。その代わり、道路以外の場所では使用しないとか、毎月ハーネスの使用を再検討するとか、家族内でも話し合いの場を持つべきだと思います。

 

便利だからと言って、必要でなくなったのに惰性で使い続ける事は避けなければなりません。ハーネスで行動を制限する事によって子どもの精神状態にも影響があるかもしれません。身体拘束の観点からは本来使用すべきでは無い商品なのかもしれません。

だからと言って単純に身体拘束=悪だとも思いません。日本の交通事情や治安の変化には誰しも気がつくところでしょう。そうせざるを得ない状況がある事も事実なのです。ハーネスはそんな時代を反映させた商品であると言えるのかもしれません。

 

 

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