相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

リーダーの資質

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ユニット型で運営されている介護施設では、ユニットリーダーと呼ばれる人がその取りまとめの役割を任されます。コンビニでいうところの店長のような存在です。例えば同施設内に5つのユニットがあるとすれば、各ユニットに一人づつ計5名のユニットリーダーが配置される事になります。

 

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ユニットの特色というのは、そこを統治するリーダーによって大きく変化します。リーダーシップという言葉があるように、本来ユニットリーダーは配下の職員の見本となり全ての面においてリードしていく存在です。リーダーの気持ちがブレると他の職員も同様に迷いが生じユニットの運営に支障をきたします。

 

しかし、ユニットリーダーはこうあるべきだというような教則本や教えはありますが、実際の現場ではそのような人ばかりが選出されるわけではありません。もちろん、それに相応しい人が選ばれるわけなのですが、そのようなお墨付きの立派な人がしょっちゅう登場するわけもなく、大半は務まるかどうか不透明な人物であり、初めてその職に就くような人物なわけです。やってみなければわからない部分が多いのです。

 

 ユニットリーダーとはどうあるべきか

私個人的にユニットリーダーとして必要なものは3つあると思っています。

 

  • リーダーシップ
  • 真面目さ
  • 介護技術

 

もちろん、この3つのうち全部当てはまる人はリーダーに相応しい人であると思います。しかし2つしか当てはまらない人であっても不可能ではありません。もし上司からやって欲しいと言われ自分に自信が持てなかったとしても、上記の項目のどれか2つが評価されているはずです。引き受けてやれる所までやってみてはいかがでしょうか。

 

1つしか当てはまらない人は…1種のギャンブルではありますが、もう一つの要素が上手く作用すれば良いリーダーになる可能性を秘めているといえます。もう一つの要素とは先程の3つの要素プラスアルファーの部分

  • その人独自の魅力

です。

 

例えば、リーダーシップしかない人物では、真面目さが無く介護技術も伴わずで口だけのリーダーになる可能性があります。しかし、その人独自の魅力優しさであったりユーモアであったりすると、負の部分を打ち消して配下の職員もリーダーを支えていこうという気になるのではないでしょうか。

 

逆に、3つの項目を満たしているリーダーであっても、その人独自の魅力で欠陥があってはその評価を落としかねません。その人独自の魅力は言い方を変えればその人の人間性とほぼイコールだと言えます。利用者の気持ちも、家族の気持ちも、職員の気持ちも全部を広く汲み取れる人間味溢れるリーダーが望ましいですね。

 

ちなみに私がリーダーをやっていた時の心境を綴ったエントリーは↓です…

 

 

 

果たして私にはどの項目が当てはまっていたのでしょうか…自分で書いておきながら甚だ疑問です。

 

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