介護士の離職率が高い理由〜続編〜
上記の昨日の記事が予想以上の反響で驚きました(コメント下さった皆様ありがとうございますm(_ _)m)
以前から、介護士の低賃金についてこのブログで訴えていましたが、今回この様な形ではありましたが、日の目を得る事が出来て有難く思います。
それと同時に、介護士の低賃金について様々な意見を戴き非常にためになりました。
http://b.hatena.ne.jp/entry.touch/233707340/comment/oakrw
特に上記のコメントに共感を得ました。
まさにこれが介護士の低賃金が改善されない根源です。
介護という仕事は専門性があると言われている割に、案外誰にでも出来ます。
必要最低限であるヘルパー資格(現在では介護職員初任者研修課程等)があれば誰にでも出来る仕事です。
ぶっちゃけて言うと、仕事をする上で特別な専門性など皆無で、子育てを経験された女性もたくさん活躍されています(何だか介護士募集広告の謳い文句みたいですが...)。
ですから以前は無資格者も介護士として多く勤務していた事もありますね。
所詮、その程度の仕事なのです。
しかし、その程度の仕事だからこそ離職率だけが上がり、給料が上がらないのです。
さらに言うと、それが原因で介護という仕事は誰にでも出来る仕事なのに誰もやりたくない仕事に成り下がってしまったのです。
この不遇の時代を乗り越えて看護師の様に処遇改善が成されるのでしょうか。
きたる超高齢化社会に必要である数百万人の介護士を確保出来るのでしょうか。
私には暗い未来しか見えません。
唯一、私が出来る事は日々の介護士の苦悩をこのブログに記す事だと思っています。
介護士(特に男性介護士)の処遇の改善が少しでも進む様に、微力ながら訴えていきたいと思います。
※介護と無関係な話もします。ご了承下さい。
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