最初の3年間で仕事人生の大半が決まらない説
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・最初の3年で仕事人生の大半が決まる説 - sudoken Blog
上記のブログに関して。
言い切ってしまっているものこそ、否定したくなるものです。
実際のところどうなのか。
最初の3年で仕事人生の大半が決まるのか?
答えは決まらない!。
しかし、ある程度の道筋は出来る。
それは決して大半ではなく、一部のこれから進むべき道筋が決まるとは言えるだろう。
私の場合、介護士になり3年の間に、特養、ショートステイ、グループホームを経験した。
3つの部署を経験した事によって、それらの部署の良い部分、悪い部分等、何かしら経験値として上乗せされたに違いない。
自分に合っているのはどのようなところなのか。
今働いている所が一番なのなろうか。
給料は見合っているだろうか。
将来を見据えた時に、このままで良いのだろうか...
上記のような考えは、誰にでもある。
3年働けば尚更、今後の事を視野に入れて物事を考えるようになる。
私の場合は3つの部署を経験したからこそ、経験した事のない有料老人ホームへの転職を希望する事にも繋がった。
3年間の経験をステップアップに、さらなるスキルアップを目指し転職をした。
これがもし、特養に3年いたらどうなっていただろう。
転職せずに5年、10年と同じ部署で働き続けていたのかもしれない。
そういった意味では、最初の3年間で今後の道筋が決まったといってもいいだろう。
ただやはりどう考えても、最初の3年で仕事人生の大半が決まる…というような事はない。
社会人になり、最初の3年くらいでいったい何がどう決まるのか。
残りの人生、事故、病気がなければ50年は生きる事になる。
その10分の1にも満たない勤続年数で一体人生の何を会得出来るのか。
仙人になり、悟りを開くなら人生経験を積んだじじいになってからでも遅くは無いと思う。
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