相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

宇津井健に黙祷

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屈強で筋肉爺さん的なイメージがあり、つい最近までテレビで見ていた感があったがご逝去されたそうだ。享年82歳。

 
病名は慢性呼吸不全との事。
 
これらの情報から予想されるに、宇津井健認知症にならなかった。
 
 
いや、厳密にいえば最後の数ヶ月は入院を余儀無くされただろうから、せん妄程度はあったのかもしれないが、いわゆるベタな認知症にはならなかっただろうと思って間違いない。
 
 
認知症になりたくてなるような人はいない。
 
しかし多くの高齢者は自分の意思とは関係なく認知症という病魔に襲われる。
 
言わずもがな、認知症は現在の医療では治す事の出来ない、不治の病だ。
 
 
Wikipediaでの認知症の定義は後天的なの器質的障害により、いったん正常に発達した知能が低下した状態。
 
 
いったん正常に発達した知能が低下する
 
 
これ程の生き地獄があるだろうか。
 
近年では様々な映画でもテーマにされているが、段々と自分の記憶が消えていく恐怖感、自分が自分でなくなっていく感覚、想像するだけでも怖い。
 
 
なぜ人生の終焉の時を前にそのような試練を課すのか。
 
 
認知症の予防とかテレビで取り上げられたりする事があるが、結局は民間療法の延長でしかない。
 
信じれば救われる程度に思っても構わない。
 
不治の病には焼け石に水だ。
 
 
私も介護業界に身を置く身として、なんとかよい情報を発信していきたいとは思っているが、認知症に関してはここ10年程度では何も変わらないのが現状だ。
 
ハゲの特効薬が先か、認知症の特効薬が先か。
 
私が生きている内に決着をつけてもらいたいものだ。
 
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