町工場のワンマン社長が利用者になったら
今回はシンプルに <あるある利用者シリーズ>です。
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これは自論ですが、一番介護が難しいタイプは
— けんでぃーびすた (@kendyvista) 2019年10月7日
「若い頃から自分のやりたい事をやりたい時に自由にやっててきた町工場の社長タイプ」
徐々にADLが低下してきているがその認識が無く、これまで通り生活しようとしてしまう。周りの話を全く聞かない。自分の意思が全て。
案外います。
ワンマン社長は何かを決断する時、自分に決定権があります。他社員が色々と進言したとしても、最終的にはワンマン社長自らが物事を決定するのです。
物事を判断して決定するのはどの様な立場になったとしても、自分です。それは変わりません。
なので利用者となったとしても、足がフラフラになったとしても、判断能力が怪しくなったとしても、それは変わら・・・ないのでしょうか?
介護者は利用者の意思を尊重します。自分で意思決定した事を尊重します。
『一人で病院に行く』と言ったとしても。『すぐ行く、今から行く。』といいながらどこかに電話をしながら車椅子を自操します。
ワンマン社長を否定しているのではありません。結局、このような利用者は認知症と診断されていなくとも、認知機能が低下している事は確実です。
要するに、自分の家と施設の区別がついていないのです。自分の家だったら好き勝手しても良いのですが、施設には施設のルールが存在します。施設利用時は安全に過ごしてもらうと言う責任があります。
認知機能の低下に加えて、それまでの生活歴や性格にも左右されますが、得てしてこの様な性格の利用者は少なくありません。
それなりの地位、家庭でも大黒柱で亭主関白等、様々な付加価値が付いてそうなってしまうのです。
<おわりに>
あるある利用者シリーズは今後も定期的に挙げられたらと思います。ちなみに『これは持論だが…』はリヴァイ兵長のオマージュで間違いありません。
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