転職はタイミングが大切
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ユニットのリーダーをやっている時、どうしても今の施設を辞めたくなった事がありました。根本的にはユニットリーダーという職制が嫌になったので、本来ならそれを上に伝えれば良かったのかもしれません。
しかし、そうなると上の判断としてはリーダーを解任させて、平の介護士へ戻し他のユニットへ異動させたでしょう。それが通例です。別に間違っているとは思いません。
ただ、前ユニットリーダーから「あとは頼んだ」と言われて引き受けたにもかかわらず、中途半端な状況でユニットリーダーを辞め、それでも施設に残りたいとは思いませんでしたし、その勇気もありませんでした。
という事で、他施設の面接を受けました(今の職場よりも賞与は多いけれど、その代わり体力的にはしんどい...というような施設でした)。
結果その施設は不合格だったわけですが、当時はどうしても今の施設を辞めたかったので、合格すれば間違いなくそちらに行っていた事でしょう。介護業界は人材難ですから、大概は採用されるはずなのですが私の場合は良く落選します(^^;;
ですから、不合格だった事に落ち込む事はありませんでした。ただ、不合格だったという事はまだ辞める時期では無いのかなと感じた事は確かです。次の施設を探して面接を受けに行けば良いのに、なぜかその後は面接に行きませんでしたから(^^;;
嫌々という言い方は語弊がありますが、諦めにも似た思いでしばらくの間ユニットリーダーとして働きました。
しかし、そんなタイミングに業務命令で私の職制の昇格がありました。不安もありましたが、ユニットリーダーを卒業出来る嬉しさの方が強かったので快諾したというわけです。
あの時、あっさり他施設の面接に合格していれば、今の施設を辞め、また一からの出直しで現場介護職員として働いていた事でしょう。それはそれで良かったのかもしれません。
ただ、今私が携わっている仕事は介護現場とはまた違った難しさや面白さもあり、嫌で嫌でしょうがなかったユニットリーダーの経験が直接生かせる現場です。これはあの時辞めていれば見る事の出来なかった世界でもあります。
結局、タイミングって自分で測る事が出来ないんですよね。ただ一つ言えるのはやっぱり辞める事は簡単なのです。でも続ける事は難しい...。それならいかに続けられるかを考えた方が良いかなと思いました。あ、ブラック企業じゃない前提で(^^;;
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