相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

子育てを積極的に行う

 



こちらのエントリーを読ませていただきました。「子育てを積極的に行う」の定義って何なのでしょう。ちなみに男性の育休取得率は1.89%(平成24年度)です。

育休を取得すれば「子育てを積極的に行う」事になるのでしょうか。そうではありよね。そうなると仕事で夜遅くにしか帰る事の出来ない父親は「子育てを積極的に行う」事は出来ない事になってしまいます。

私が思うに、確かに仕事の割合を意図的に減らし、子どもと関わる時間を増やす事が出来たらそれ以上のモノはありません(育休や育児勤務)。しかしご存知の通り、今の日本の男女平等とは名ばかり。企業には女性は育児、男性は就労という方程式が昔から変わらず根付いています。育休や育児勤務を男性が取れる雰囲気が微塵も無い職場が殆どです。いずれ取得率は徐々に上がっていくとは思いますが(希望)、そうなるにはまだまだ時間がかかりそうです。

ですから平日は子供の寝顔しか見れない父親であっても、休みの日には全力で子どもと遊んであげて下さい。自分のせっかくの休みを子どもの為に使うという事は、普段会社での仕事が大変であればある程難しい事です。

しかし、それが出来た時に「子育てを積極的に行う」事に繋がるような気がします。平日お風呂に入れてあげる時間が無くても、保育所の送り迎えが出来なくても、休みの日に全力で子どもと向き合う事が出来たら、それはそれでとても素晴らしい事だと思います。


ちなみに私は保育所の送り迎え、風呂、寝かしつけ...etc、毎日様々な角度から関わっていますが、「子育てを積極的に行う」という意識はありません。何というか、敢えてやっているわけでありませんから。もっと言うとそれが良いのか悪いのかさえ考えていません。そう、自然の成り行きという言葉がピッタリなのかもしれません。


 

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