健康管理 - 相談員日誌

今日は短めに健康管理について。介護士にとって1番気を付けなければならない事は自分の健康です。特に、移乗研修等では『腰』を守るようにと言われています。介護士の腰痛率は非常に高く、腰痛ベルトで腰を固定しながら働いている方も珍しくありません。ベッドから車椅子、またその逆の移乗動作やオムツ交換や体位交換の姿勢が激しく腰に負担をかけます。様々な場面で腰を使いますので、腰を痛めると即仕事に影響を及ぼします。

しかし、それ以上に気を付けなければならない部位があります。それは『指』です。介護士にとって指の怪我は致命的です。ルーチン業務であるシーツ交換、オムツ交換等に支障が出ます。もし怪我が突き指であれば移乗動作時に相手をしっかりと掴む事もままならなくなります。それが小さな切り傷だったとしても、入浴介助で石鹸やシャンプーが傷に入り患部が痛むでしょう。介護士はプロ野球選手のピッチャー並みに指には気を付けなければなりません。