敬語バリアー
上記の記事で敬語について持論を展開されています。
私は自分で言うのもなんですが、介護の芸歴もそこそこになってきましたし、今の施設で言えばそこそこのポジションになってはいるのですが、誰に対して話す時も敬語です。
後輩であっても先輩であっても、年下でも年上でも利用者であっても利用者の家族であっても一緒です。
※ただし利用者に限って言えば、介護の手法として、あえて馴れ馴れしく接する場合もあります。特例です。
これはバリアーなのです。
敬語バリアー。
相手に対して、自分のテリトリーを示し、これ以上でもこれ以下でもないお付き合いを要求しています。
このバリアーより中には踏み込みませんし、踏み込まないで下さいと。
これが極度の人見知り体質で対人援助をやっている私の唯一の防御策であり、予防線なのです。
確かに下の人から
「ずっと敬語ですね」
と言われる事もあります。実際つい先日も言われました。
その時私は正直に
「それが楽なんですよ」
と答えました。
本当に楽なんです。敬語って楽なんです。無難なんです。
無難っていうのはつまり間違いが少ないという事です。
『しまった!今は敬語を使うべきだった!』
という失敗がありません。
楽なのです。
私はいかに楽をして人生過ごしていけるかといつも真剣に考えていますので、その結果が敬語バリアーなのです。
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