好きな介助しかしないという選択
「好きな日に働き、嫌いな仕事はやらなくていい」――“自由すぎるエビ工場”が破綻しない理由についての私のtweetを少し掘り下げて書いてみました。今回はそんなお話です。
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以前テレビで見ましたが面白いですよね。オムツ交換専門。トイレ誘導専門。欠勤出勤は自由。毎日主任が出勤しそう.../「好きな日に働き、嫌いな仕事はやらなくていい」――“自由すぎるエビ工場”が破綻しない理由 https://t.co/2JlBUy5n2V
— けんでぃーびすた (@kendyvista) 2019年6月4日
自分のやりたい仕事、やりたくない仕事ってありますよね。自分のやりたい仕事だけやるっていうのはモチベーションが上がると思いませんか?
また、欠勤出勤は自由で電話連絡も一切必要なし。夢のようです。
このシステムを介護施設で実施するとどうなるでしょう。まずは、好きな仕事を選ぶところから始めます。
・レクリエーション
・コミュニケーション(傾聴)
・リハビリ
・リネン交換
・清掃
・オムツ交換
・トイレ誘導
・入浴介助
・離臥床介助
・食事介助
・送迎業務
・家族対応
簡単にこれくらいをリストアップしてみました。
自分は、食事介助だけやりたい!という事であれば、食事の時間にだけ出勤してそれ以外の時間は家で待機していれば良いのです。ストレスフリーですよね。
また、離臥床だけやりたいという人は、それ以外の時間は新聞たたみや洗濯たたみをやっていれば良いのです。離臥床介助が必要な時だけ出動するのです。
どんな介助にも好き嫌いがあるでしょうし、人気の無い介助であっても、たくさんの介護士がいれば誰かはマッチングするでしょう。
そう、このシステムはたくさんの介護士がいて初めて成り立つんです。
少ない人数ではまず不可能。やりたくない介助が歯抜け状態で発生し、それを補うには結局主任やリーダー、管理者が出勤し、やりたくない業務をやる事になり、本末転倒な結果になってしまいます。
出勤、欠勤の連絡不要も、子育て世代には非常にありがたいシステムですが、これも総人数が多くて初めて成り立つことです。たくさんの職員が在中していて、それぞれ職員一人に対する比重が軽いからこそ生きるシステムなのです。
これを介護施設でやるとなると至難の業である事は一目瞭然。それでも、職員目線で働きやすい会社を作る発想は非常に好感を持てます。何か参考になる事があればマネをしてみたいと思わされました。
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