相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

仕事を辞めたくなった時に読んで(介護職編)

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予めお断りしておきますと、本当に辞めたくなった時には何を忠告しても無駄ですので、ちょっとだけ辞めたくなった時に読んでいただければ幸いです。

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初めに 

介護職の求人は巷にあふれています。現在、どの施設でも介護士は引く手数多です。もし、あなたが今の職場を辞めたいと思った時、容易に次の職場は見つかるでしょう。

辞める事は非常に簡単です。次の職場がすぐに見つかりますから、辞める日程を上手く調整すれば次の職場へブランク無しに移行できるでしょう。

 

確かに辞める事は簡単ですが、続ける事は非常に難しいのです。かと言って、自分に合わない職場で長く働く程ストレスの貯まる事はありません。しかし、考え方を少し変えるだけで、もしかするとストレスが軽減されて、その職場の良い部分が見えてくるかもしれませんよ。

 

嫌な職場との比較

あなたが過去に違う介護施設等で働いていたとしましょう。その施設で何故辞めたのか思い出して下さい。人間関係でしょうか?それとも福利厚生部分への不満でしょうか?もしかすると嫌な利用者がいたのでしょうか?

どの様な理由にしろ、凄く嫌だったから辞めたのだろうと思います。辞めたくなるくらい嫌になったのだと思います。

 

辞めたいと思っているのですから、今の職場も同様に嫌になったのでしょうが、その時と比べてみてどうでしょうか?あの時より今の方がマシだと思いませんか?あの時の嫌な気持ちに比べてみれば、今なんて大した事ないと思いませんか?

「今の方が明らかに嫌で大変だ」という方がいれば、それは即刻辞めても問題ありません。ただ、人間関係、利用者関係が原因であれば、どのような職場に行っても多かれ少なかれ同様の悩みはついてまわります。完全に消し去る事は出来ません。

 

とにかく比較してみる

私の場合は、今の職場が嫌になった時、特養に勤めていた時、またはショートステイで働いていた時と比較します。あの頃と比べて待遇はどうか、嫌な上司がいたか、業務内容はどうか。それらを思うと簡単に辞めようとは思えません。明らかに今の方がマシだからです。

同業種では無く、他業種へ転職を考える様な時には、若い頃営業職をやっていた時を思い出します。営業に比べれば仕事を取ってこなくて良いだけ楽だとか。

基本的に比較する事ってあまりよく思われませんよね。うちはうち他所は他所みたいな感じで否定されがちです。でも、自分の過去との比較は自由だと思います。過去の自分と今の自分を比べて、今の方が幸せであるなら、それは価値のある比較だと思います。

1番の利点は比較する事によって、今働いている職場の良い部分が見えてくる事です。これはそこでしか働いた事の無い人、または新卒の方には出来ない事です。

物事を深く考え込んでしまうと、またマイナス思考になってくると、視野がどんどんと狭くなってしまいがちです。その様な時、広い視点で、過去との対比で今の自分の現状を把握する事に価値はあると思います。

ただ、過去の栄光のように自分のピークだと思われる時期を既に過ぎていた時にはこの手法は使えません。その様な場合には妥協も必要になってきますから。


結論

辞める事は簡単です。しかし、続ける事は大変難しいのです。退職金等が設定されている様な場合は、長くいればいるほど金額も上昇していきますから、辞めるデメリットも大きいのです。簡単に辞めてしまうには勿体無いと思いませんか?

そんな時には過去の自分と比較をしてみて下さい。今本当に辞めても後悔しませんか?


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