相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

介護施設における人間関係のドロドロ感

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表題の件ですが、これは介護施設が女性社会の縮図である事が起因しています。

よく言われる事ですが、女性がたくさん集まるとまず自然と派閥が出来上がります。いわゆる仲良しチームです。施設内にはそうやって、いくつかの派閥が存在しているので派閥争い争いに発展する事もあれば、派閥内争いに発展する事もあります。

 

昼ドラ並のドロドロした争いになる事も珍しくなく、結果的にそれが原因で退職する人間も跡を絶ちません。

私もこの業界で働き出した当初、何をどうしたらこういう事が起こらなくなるのか、そのような事も考えていました。今考えれば、当時の私は女性特有の感情や行動を全然理解できていなかったのです。

 

実はこれらの現象は、女性社会では至極当たり前の現象なのです。女性は人間関係を非常に重要視します。仕事とプライベートもしばしば混同しがちです。これは悪い意味ではなく、仕事もプライベートも一緒くらい真剣だという事の裏返しです。

 

となれば、プレイベートで職場の人間と仲良くする事も、仕事を一生懸命やる事も一緒くらい大切な事なのです。どちらか一方を割り切る事など出来無いのです。女性は非常に人情味にあふれていると言えます。

 

その点男はドライです。仕事とプライベートは切り離して考えています。仕事は仕事なのです。だから人間関係もドライになりがちというわけです。

 

介護業界に飛び込んできた男性諸君。初めは、女性独特の感情論に振り回される事もあるでしょう。しかし、この業界で生きていくためには女性と共存しなければいけません。

介護に関しても、女性的な感情や視点によってより良い方向へ向かっていく事も珍しくありません。女性の視点というのは男性には決して無い母性に溢れる視点です。非常に介護に適したものと言えます。

 

私達の仕事は対人援助です。男のドライな感情だけでは行き詰まる事も多いのが現状です。何事にも一生懸命な女性の感情や視点とタッグを組んでやっていけたら、より良い介護が出来るようになるのではないでしょうか。

  

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