相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

男性介護士の迫害

 

 
こちら少し前の記事ですが読ませていただきました。
 
 
客観的で分かりやすく男の介護士がどういうものかついて書かれています。
 
 
 
古くから介護というものは、お手伝いさん、または家政婦さん等からの派生というイメージが強く、時代は変わってもまだまだ介護士=女性という印象が非常に強くあります。
 
 
しかしこれは世間一般のイメージであって、介護業界で働く人間からすれば男性介護士という存在にそう違和感はありません。
 
 
しかし、同じように働く女性介護士からの迫害に近い対応に苦慮する事は今でもあります。
 
 
これは、男女の割合がやはり7:3でくらいで女性が多いですから、ある意味致し方のない部分があるかとは思います。
 
 
女性社会というものは非常に冷徹で、常に自分の中で格付けが行われており、一般的にその一番下のヒエラルキーに位置しているのが男性介護士です。
 
 
基本的に女性優位であり、男性介護士はその補助くらいの位置付けで存在しています。
 
 
男性介護士が活躍する時は、高所の荷物の上げ下げや、急に誰かが休んだ時に出勤してあげる事くらいではないでしょうか。
 
 
力仕事が男性介護士のウリでもありますが、女性でも介護技術が高度であれば、男性以上の力が出せます。
 
 
逆に初心者の男性介護士が力任せの介護をしていればたちまち腰を悪くします。
 
 
そういう意味でも、女性介護士はオールマイティーであり、介護士=女性のイメージが強い理由も頷ける所であります。
 
 
男性介護士には性別故、女性介護士に比べてマイナス面があります。
下記に2つ挙げてみます。
 
 
  • 男性介護士拒否の利用者の対応
これは、女性利用者にしばしば見らます。男に介護されたくないという訴えです。男だという理由だけで拒否されてしまい、何もさせてもらえないという状態です。何とも辛い気持ちになります。
 
似たような現象として、
 
  • 男性ばかりで介護を行っていると、利用者家族から不安な眼差しを受ける。
というのもあります。虐待への不信感です。男性=虐待のイメージがある程度世間に定着していますから。ですから勤務を作る際に、暗黙の了解で2人夜勤等を行う施設では、男同士が被らない様に調整する風潮があります。
 
 
逆に女性介護士だからマイナスである面というものも少なからず存在するはずです。
 
 
...セクハラを受けやすいであるとか...。
 
 
あれ?あまり思いつきませんでした...いかに介護という仕事が女性に適しているかという事でしょうか。
 
 
男女平等と言われますが、それぞれに長所、短所があるはずです。
 
 
お互いにマイナス面はカバーし、尊重しあう事が大切であると思います。
 
 
いつの日か介護業界から男性介護士の迫害が無くなる事を祈ります。
 
 

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