勘違いから始まった介護士の人生(追記あり)
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10年前、介護業界は活気に満ち溢れていた。
否、もしかしたら私にだけそう見えていたのかもしれない。就職難で仕事が見つからず、何の目的もなくフリーター人生を歩んでいた私には、介護の仕事が輝いて見えていたのかもしれない。
当時、介護ヘルパー2級の養成学校があちらこちらにあり、どこを受講しようかかなり迷った記憶がある。
結局失業保険で割引がきく学校に決めたわけだが。
しかし動機は無い。あるとすれば当時漫画「め組の大吾」
にハマっており、消防士カッコいいなぁと思っていた。
しかし、消防士にはなれない、でも人の助けになりたい...じゃあ看護師はどうか?...自分の頭では無理だ...じゃあ妥協して介護士...そんな感じの流れだったと思う。
介護は儲かる。
そういう勝手なイメージがあった。よくチラシで
時給1600円(身体介護)
とかを見かけた。その印象が強かった。
時給1600円で8時間労働ならゆうに日給1万円を超える*1。素晴らしい。そんなイメージを持っていた。
しかし現実は違った。基本的に在宅介護のヘルパーは女性メインだった。
男に居場所はなかった。いやあるにはある。そう入浴介助専門として存在出来る(そう言い切ると語弊があるが、そういう場合も多い。)
それに身体介護ばかり連続して選ぶ事も出来ない。業務を割り振るのはサービス担当責任者だ。
生活援助なんか私には出来ない。ご飯が作れない、掃除が嫌い...
得てして私はヘルパー2級の資格を手にし介護施設に就職する事をメインターゲットにし面接に挑む事となった。
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*1:訪問介護の仕組みを全く理解していませんでした