相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

マイナス思考でもうつ病にはならない

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これは実体験ですが、最近自己覚知の為の心理テストを受けた際、私の性格は「不登校タイプ」であると診断されました。全くその通りです。実際には不登校ではありませんでしたが、いつそうなってもおかしくは無い状態であったと思います。


人見知りとマイナス思考は全く別物ですが、良い相乗効果を生まないであろう事は明らかです。実際にそれが原因で、私の高校時代は今でも暗黒面として記憶の中で生き続けています。


さて、ここから本題です。かつて下記の様な記事を書きましたが...



また私の職場で仕事がストレスで精神を病んでいる人が出現してしまいました。その人も、もともと認知症介護には不向きである人でしたが、ここにきて自分でも限界を感じている様です。

 

認知症の周辺症状に対する対応は人それぞれで、答えなどはありませんが、介護士には症状を緩和させる様な対応が望まれます。

私は介護士としての力量が100%だとすると、半分が介護士の実力で、半分が介護士の性格だと思っています。ですから、実力だけで介護の仕事に従事していても、性格が介護向きでなければ50%の力で働かなければいけませんから、自ずとストレスは蓄積して行く事になります。

仕事をこなしていくと知識や技術は習得出来ますが、性格を変える事は難しいですよね。実力も低レベルで性格も介護向きで無い人となると、もう目も当てられません。


確かに認知症介護にはいつ終わりが来るのかわからない様な不安感や、恐怖感に襲われる事があります。身内の介護だけでなく、我々施設介護者でもそう思う事はあります。そう、ふと思うのです。それは、永遠に終わる事のない様な虚しさに似た感情です。この仕事に向かない人には辛いと思います。


しかし、我々はプロフェッショナルです。身内の介護でそう思うのはまだしも、それで給料をもらっている我々が同じで良いとは思いません。プロとして対応する必要があります。


話が少し脱線しました。とにかく私はその様に思います。でも全ての人に対してそれを強要する事は出来ません。皆それぞれ価値観が違いますから。私はマイナス思考とちゃらんぽらんを兼ね備えた性格で「不登校タイプ」というレッテルが貼られたどうしょうもない奴です。

どうしょうもないのですが、何故だかうつ病にはなっていません。不真面目でマイナス思考でちゃらんぽらんですけど(増えた)、だからこそ困った時には「全て野となれ山となれ」と考えてしまうのです。

真面目にやらなきゃなぁと思う事もありますが最終的には「まぁいいか」と思ってしまうのです。


冒頭でお話しした職員に関しても、うつになる前に何とか対応をしてあげたいと思います。向いていない人でも、今は人材不足ですから少しでも長く働いて欲しいので...


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