相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

無資格可

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介護の仕事を始める為には、基本的に『資格』が必要になります。例えばそれは、2013年に廃止となったヘルパー資格であったり、代わりに新設された初任者研修、実践者研修...etcいくつか種類はありますが、とにかく「やろう!」と思ってもすぐに働く事が出来ないわけです。なんだかちょっとハードルが高いと思いませんか?


旧ヘルパー2級と同等といわれる初任者研修で130時間の講習が必要であり、旧ヘルパー1級と同等の実践者研修であれば450時間の講習を受ける必要があります。気が長いですよね...。


2025年に30万人の介護職員が不足するといわれているにも関わらず、非常に悠長であり変な話だと思います。にも関わらず高い費用を払い、長い期間学校に通って得るのが安い給料とは...もはやギャグです。これで介護職が増えるとは到底思えません。


ただ、最近になって状況に少しづつ変化が現れて来ました。というのも、介護士の求人募集を見ていると募集要項に無資格者OKとの記載が増えてきているのです。


私が介護を始めた10年前には無資格者の求人募集も少し残ってはいましたが、それでも数年後にはほとんど消えていました。

あの当時はいわゆる介護バブル期でしたから、介護職の求人募集を出しさえすれば、たくさんの問い合わせがあったのです。まさに入れ食い状態。だからその辺りから介護福祉士しか雇わないなんていう強気な施設も出現してきたりもしました。


しかし...時は流れ介護バブルは無残に崩壊。また無資格者でも良いから雇いたいという時代になってしまったのです。因果なものですね。介護士の地位向上の為に介護福祉士があったはずなのに、結局無資格者を雇うようでは本末転倒です。


ただ、悲しいかなこれが要因となり介護職の敷居は低くなりました。資格が無くても、働きたくなったら気軽に働ける可能性が広がったのですから。

施設としては安くで人材を雇えて嬉しいし、無資格者側も給料が多少低くても働ける方が有難いから妥協出来ますよね。winwinの関係です。


あとは有資格者に対しては手当てを厚くするか、月給を上げるか、無資格者と差別する為にそれなりの待遇の改善を求めます。っていうかなんでも良いから給料あげて下さいm(_ _)m

 

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