冷凍食品加工会社のおもひで

ペヤングの全面回収に続き、日清の冷凍食品にもゴキブリが混入していたと記事にありました。私のツイートです↓

ここで冷凍食品加工会社でバイトしていた私が参上/日清食品冷凍もゴキブリ混入　冷凍パスタ回収（産経新聞） - Y!ニュース http://t.co/oT5TOySvNP

— 介護ヘルパー (@kendyvista) 2014, 12月 10

そうです。実は私、20代前半に1年程、冷凍食品加工会社でバイトしていた事があります。ライン作業では無く、定期的に商品の品質の確認をしたり、クレームがあったお客へお詫びの商品を郵送したり、パソコンで事務作業をしたり、と現在の相談員のように色々と雑用を含めて仕事しておりました。

そこでは、主に天ぷら系の冷凍食品を製造しておりましたが、油を使うのでとにかくアツい！そして、それをマイナス数10度という冷凍庫に冷やすのでとにかく寒い！暑かったり、寒かったり非常に忙しい現場でした。

このような食品加工業者にとって、害虫系にはかなり気をつけています。私がバイトしていた工場でも、白の完全防護服を身にまとい、その姿で空気のシャワーを浴び、コロコロで繊維までも取り除き…etcと徹底していました。

それでも、害虫が入っているというクレームの電話は無くなる事はありませんでした（ゴキブリは無かったですが）。やはり食品を取り扱う現場で害虫を100%防ぐことは困難でしょう。 

しかし、もし食品衛生上ずさんな体制であったならば、それは改善しなければなりません。100％は無理でも、それに近づける努力は必要ですものね。

あ、今思い出しました。そこの会社は全国にいくつか支社があったのですが、私が働いていたのは本社でした。ですから、当然社長がいました。社長はその会社をイチから作り上げ、教祖のような存在でした（私にはそう感じました）。毎朝社長からのありがたいお言葉から一日がスタートするのです（社員は持ち回り制で、社長がいかに素晴らしいかという作文を読まされていましたが、今思えばあれってブラックちっくですね(^_^;)）。

私がバイトを辞める時、社長室に呼び出されました。私は「いやいや、バイトが辞めるくらいでなんで社長に呼び出されるの？」って感じでした。辞める理由は『就職活動を行うから』で伝えていました。これは本当です。この後、就職し営業を半年やる事になりましたから…詳しくは↓

社長は「今までご苦労様。君がどのようなところへ就職されるかわからないけれども、これからも大変だと思いますが頑張って下さいね。」

こんな感じの事を話されたと思います。いちいちバイトが一人辞めるごとに、こんな丁寧な事を話されるのかと少し驚いたことを覚えています。ワンマンでブラックとか思っていた若造をお許し下さい。