相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

介護業界、増えない給料と人材

ヤフーニュースに掲載されていた記事と私のTwitterでのつぶやきです。

「増えない給料」とか「低賃金」とか「重労働」とか、そういう記事の多くが介護関係ですね。本当に耳タコです。こうやって言えば言った分だけ給料が増えるのなら、毎日Twitterでぼやくのですが。


他業種の方がこういう記事を見た時にどのような感想を持たれるのでしょうか。哀れみの感情を抱くのでしょうか。それとも、嫌なら辞めればいいのに、と思うのでしょうか。それとも、知らなかった、介護職ってそんなに酷い待遇なの...となるのでしょうか。私はそこが気になります。


介護職をしばらくやっていれば、このような記事を読まなくとも現状は把握出来ます。「低賃金」とか、あえて書かれなくても超実感していますし。ちょっとやそっとの事では改善されない事も薄々わかっていますし。


詳しくは以前の記事をどうぞ↓


でも、先程も書きましたが他業種の方々から見たら、介護業界が劣悪な環境である事が認知されていないのかもしれない。あるいは、記事の内容が誇張されていて、本当は月給も手取り25万円くらいあると思われているのかもしれない。


いつも言いますが、様々な職がある中であえて介護職を選ぶ理由なんてあまりありません。メリットと呼べる事が思い当たりません。もし仮にあったとしても、確実にデメリットが上回ります。


でも誰かがやらなければ業界自体が更に衰退しますし、私達が介護を受ける時代になった時に、介護の質も制度も職員の給料も今以上に劣悪な環境になっていたら...と思うと、恐怖で身が震えるのです。


今、私達が何をすればこの負の悪循環が改善されるのか。私達だけの力では何も出来ないのか。やはり最終的に介護保険制度の大幅な見直しが必要なのか。今現在、何も改善されていないところをみると、誰も答えを出せずにいるのだと思います。もちろん私にもわかりません。



ですから今のままでは、これから学校を卒業して介護職として就職を考えている若人対して、本心から「この仕事はいいよ!」と言ってあげる自信がありません。


せめて希望の光が見えたら、蜘蛛の糸が天から降りてきたら、それを目標にこれからも頑張り続ける事が出来るのではと思うのですが。


以上、「たられば」ばかりの他力本願野郎のつぶやきでした(^^;;



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