介護の現場での叱咤激励
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「怒る」ということと「叱る」ということ - zekipedia
上記のエントリーを見て正直驚愕した。
高校時代にこのような発想は無かった。
何を隠そう私は仕事上で「怒る」「叱る」事が凄く苦手だ。(子供に対しては別。身内は別)
介護施設で現場の職員をまとめる存在に、主任やリーダーのような存在がある。
私がその役割を担っていた期間が3年間程ある。
平職員からしたら直接的な上司にあたるわけだから、「怒る」事や「叱る」事をして当然で、主任、リーダーなんてものは嫌われて当然であり、嫌われ役をかってでも仕事を円滑に進むように仕向けなければならない職務だと思う。
悪い部分は正し、良い部分は褒める、そんな簡単な事が私には凄く苦手だった。
怒る事によって嫌われたくないとか、そんな事以前に、仕事に絶対的自信を持って取り組めていない事も大きい。
一つ前のエントリーでも書いたが、こうなったらこうなるといった単純な答えが無い仕事だから、一見間違った事のように思えても、あとから効果が現れてくるなんてこともしばしばある。
だからこそ、内心「あ、これは間違った方法だ。注意しなければ」と思っていても、のちのち考えてみると「まぁそれもありか」と勝手に納得してしまったりする。
しかし、そんな事をしていると他の職員や私の上司から『なぜあの時注意しなかったのか』と逆に注意される事も多い。
怒るという行為自体が苦手であるにもかかわらず、そんな仕事内容だから余計にタイミングが難しく怒りそびれてしまう。
私にとって早急に望まれる事は「怒る」と「叱る」の区別以前に、ブレてしまっている間違った事に対して注意する為の基準を正す事に他ならない。
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