相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

年賀状に子どもの写真を入れるのは絶対悪か!?

皆さん年賀状はもう書かれましたか? 昨日のサザエさんの次回予告で言っていましたが、今年も残す所あと10日だそうです。ギリギリになってお尻に火がつかないとなかなか制作に取り掛かれない方も多いのではないでしょうか(私はそのタイプです)。

 

 

 

しかし年賀状って不思議ですね。私の場合ですが、小さな時はあんなにたくさん書いていたのに、成長する毎に書く枚数が徐々に減っていき、高校を卒業したあたりからは全く書かなくなりました。

 

結婚してから再び書くようになったんですが、面倒な風習ですよね。余計な仕事がひとつ増えるみたいな…いったい誰が考案したんでしょう。

ちょっとWikipediaで調べてみると…

 

日本にははっきりとはしないが奈良時代から新年の年始回りという年始のあいさつをする行事があり、平安時代には貴族や公家にもその風習が広まってあいさつが行えないような遠方などの人への年始回りに代わるものとして文書による年始あいさつが行われるようになった。

 

奈良時代からある風習とは歴史を感じます…。日本人は新年や元旦に他の国以上に特別な感情があるのかもしれません。

 

そう考えると、現在の年賀状の扱いは良くありません。「メールで充分」「めんどう」「送られてきた人にだけ返そう…」とかいう意見多いですよね。それでも今も残る歴史的風習ですからその根強さに感服します。

 

 

さて、ここから本題です。私は例に漏れず年賀状に自分の子どもの写真を入れています。これに関してかつて漫画こち亀でもネタにされ取り上げられていました。そこでは両津勘吉が「人の子どもの写真なんて見たい奴はいない」と言うのに対し「普段合わない子どもの成長を見たい人もいる」という意見が対立していた記憶があります。

 

これってどっちが正解なんでしょうね。

 

例えば、介護施設にも年始には年賀状がたくさん届きます。そこには家族からの写真入りの年賀状も多くあります。そういったものは、居室に飾る事も出来ますし、利用者とのコミュニケーションをとる際のネタにも使えて重宝したりするのです。逆に、文字だけの年賀状だと利用者にとっても面白みが無く、飾ることも出来ませんし扱いに困まってしまいます…

 

しかし、一般家庭ではどうでしょうか。他人の子どもの写真入り年賀状が届いたら…もちろん、他人の子どもの写真を自分の家に飾りませんし、観て楽しむという点に対しても、デザイン的に写真を入れる事で、どれもだいたい似たようなレイアウトになってしまう為面白みもありません。

 

かという私も、以前は子どもの写真入り年賀状には否定的でした。まさに「人の子どもの写真を正月から見て何が楽しいのか」というスタイルでした。

 

ではなぜ肯定派になったのか…理由は単純です。作るのが簡単だから

 

凝ったものを作る根気も時間もありませんし、取り敢えず子どもの写真をいれていたら格好はつくだろうと。デザイン的にもベタで結構、おしゃれな年賀状グッバイといった感じです。逆に言うと、受け取る側の人の気持ちをあまり考えなくなりました。

 

かつては「せっかく1年に一度なんだから面白いものを…」とか、「カッコいいデザインの…」とか考えていたのですが、今私の中でそのような感覚がありませんから、取り敢えず、干支謹賀新年の文字と、子どもの写真を入れていたらOKなのです。

 

様々な意見があるとは思いますが、固定観点を捨てたら決して絶対悪では無いかなぁ…と、今では思います。そして、自分もそういうベタな事をする年齢になったんだ…と感じます。

 

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