相談員日誌

けんでぃーびすたの相談員ブログ

うつ病は身近に潜んでいました

いわゆる「うつ病」で職場から長期離脱せざるを得ない方々がいます。身近な所で私の職場でもチラホラみられます。

  

 

 

つい先日も休んだり、出勤したりを繰り返しながらなんとか出勤していた方が傷病という形で長期休みに入ってしまいました。普段私も良くしゃべる方だったので何とも言えない気持ちです。

 

その人は仕事に対してすごく真面目で、妥協が許せないタイプの方でした。その結果、自分を追い込む形になってしまったのかもしれません。今後再出勤出来るかどうかは不明です。もし、再出勤したいと思っても、長期休み前にその人が原因で一悶着あったので働き辛い可能性はあります。

 

うつ病」について深くは語りません。というか、ちゃらんぽらんな私が語るには少々難しい部類のお話ですから、下手な事を言って現在この病気で苦しんでいる方に嫌な思いをさせてしまう事も避けたいですから。

 


「躁うつ病は心の病気」だが、体と生活を健康にしなきゃ改善しない - 言いたくないけど、僕が青二才です

 

こちらの記事に、改善方法等が書かれています。私はインドア派でアクティブではありませんから、太陽の光にもほとんどあたりません。そういった意味でうつ病になる危険因子は持っているのかなと思います。

 

考えてみるとそれだけではなく、人見知りで思った事を言わず、すべて内側に貯めこむタイプですから病気と隣り合わせであるかもしれません。ただ、先程も書きましたが私はちゃらんぽらんです。さらに責任感が薄く、何事にも不真面目です。このあたりがそうなる可能性を低下させている部分なのかもしれません(?)

 

さて、話は少し変わりますが、先日現場の介護職員が「この仕事が自分には合わない」という理由で退職を願い出てきました。その方も、かなり真面目でした。頭の偏差値的にも良い学校を出られ、それなりの職についていた方です。逆に、なぜ介護職に転職されたのか不明ですが。

 

やはり偏差値的には賢い方ですから、頭で理解しようしてしまうわけです。しかし、数学と違って、完璧な答えがある仕事ではありませんから、頭がオーバーヒートしてしまう様子でした。

 

あまりここで強い引き止めをしても、本人により一層深く考えすぎる事を助長し「うつ病」を引き起こす可能性もあります。面談のその場に私はいませんでしたが、その方の話は傾聴し否定はせずに受容する事が必要かなと思いました。

 

認知症という病気がまだ完全に解明されておらず、その認知症の対応策としても対応する職員によって違う部分もあります。どれが正しいかどれが間違っているか、その答えも曖昧です。臨機応変にその瞬間でその人にとって一番適している対応を判断しなければいけません。

 

事前に「こういう場合はこうしよう」と考えて挑んでも、その日、その時によって人は変わりますし、認知症の方ともなればそれは顕著です。言い方は悪いですが、行き当たりばったりで対応するしかない場合も多くあります。

 

「自分には合わない」と退職を願い出た職員に、そういった対応が難しかったのだと思います。いつも難しそうな顔をしていましたから。頭で理解しようとしても出来なかったのだと思います。実際、理解なんか出来ませんから

 

認知症対応では自分の価値観だけで物事を判断してはいけません。もちろん自分の価値観を押し付けてもいけません。自分が到底理解出来なくても、それまでそうして生きてきた人がそこにいるわけですから、それに対しては否定も肯定も出来ないはずです。

 

深く考える必要はないのです。そんなもんだろう程度で良いのです。

 

あ、これはあくまで私の考え方です。ちゃらんぽらんな私は深く物事を考えることが出来ませんから、浅い考えで出てきた答えがこれというわけです。だいたいそんなもんでいいじゃないですか。自分の心と体を守ることも大切ですよ。

 

 

 

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